京都の柄です。
紅葉が綺麗だったのが印象的だったので、赤系の配色にしました。
離れて鳥居が沢山並んでいる伏見稲荷がモチーフになっています。
舞妓さんや歴史のある建物を沢山デザインに入れました。
この生地で小物を作る時に、トリミングする場所によって違うデザインに
なることを伝えるために、手に取りやすい名刺入れを製作しました。
旅行先での思い出の場所を切り取って自分だけの
お土産物が作れるのもこの生地の楽しみ方の一つです。
旅行がテーマなので観光カレンダーのような生地を制作したいと考え、
1月から12月までの旬の食べ物やお祭り、
季節の花などを並べて1つの版にデザインし、
その1年の繰り返しをパターンデザインで表現しています。
学部時代、柄をリピートすることによって物語性を作り出せることに気がつき、
この研究を始めました。
物語性のあるパターンデザインを日常生活で使うものの中に取り入れて、
普段の生活を明るくしたいという思いでこの研究を進めています。